「コミュニティ財団オープン会議 #03」開催しました

みんなからお困りごとを解決するアイデアを募るオープン会議。
今回はとりまね助成第1号の後藤さんをお迎えし、後藤さんのお悩みについてみんなで一緒に考えました。

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後藤さんからのお悩み相談

始めに後藤さんから今回のとりまねのチャレンジの説明と、実施していく上での悩みを共有してもらいました。
後藤さんのお悩みは、今回のチャレンジを通して自分の「絵」をより多くの人に見てもらったり、より絵に対する印象を持ってもらうにはどうしたらよいか、という、大きくは絵を通じた関係性づくりについてのお悩みがだされました。

悩みに対して、みんなで考える

後藤さんからのお悩みについて、参加者からは様々な意見やアイデアが出てきました。

「個展中にオープニングセレモニーを開いたり、在廊期間を定めて、絵の鑑賞だけでなく作家本人と鑑賞する人が交流できる機会を作る」
「子ども達に絵の制作に関わってもらう機会を作る。子ども達の描いた絵が作品に使われていたら、子ども達とその親も展示に来るのでは?」
「ワークショップをして、そこで制作された作品も一緒に展示するなどすると来場者が増えるかも」
「来場者アンケートを設置して、鑑賞に来た人の声をきちんと拾う。またそこで連絡先もゲットできたら次回の展示も直接案内できるようになる」
「SNSで広く浅く広報するのもいいが、来てほしい人ひとりひとりに丁寧に案内を送るのも大事。自分に見に来てほしい!と感じてもらえるとその人は見に来る」
「これまでは自分が感じたことや考えたことを絵にすることが主だったと思うが、他の人のために絵を描くということもやってみてもいいのでは?この人に、ここに飾ってほしい、こういう風に絵を使ってほしいと相手のことを考えた絵を作ったり、地域で絵をどう使ってほしいかという視点を持ってみてはどうか?」

といった具体的なアイデアから、少し踏み込んだ議論まで、様々な意見が出されました。

みんなからのコメントを受けて、後藤さんからは「自分にはなかった発想ばかりでした。色んな人の意見をチャレンジに反映させたいです」と感想をいただきました。

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「言ってみること」から始まる

WCCやオープン会議を開催するたびに、「困りごと」は一人で抱えると「困りごと」、でもみんなに共有した瞬間にいろんなアイデアや気づかなかった視点に触れて、解決のきざしが見えてくる感覚があります。

まずは「言ってみること」、これが一番大事だことだなと改めて認識できた会でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!