「私たちの暮らしと移動のことを考える」勉強会を開催しました

ゆりはま子育てネットワークくぷくぷさんとの共催で、暮らしと移動と考える勉強会を開催しました。

移動の問題というと、車が運転できない高齢者の問題と思われがちかもしれませんが、車を運転できない子どもや親にとっても問題です。公園や立派な施設ができても、色んな体験活動や習い事がしたいと思っても、親の送迎が必須ではどうしても親の都合に左右されてしまい、子ども達自身が遊びたい時に自分の足で遊びに行ける、習い事に行ける、そのような機会が失われていることは、知らず知らずのうちに子ども達自身の「ああしたい」「こうしたい」の欲求や思いを諦めさせてしまっているのかもしれません。

もちろん運転免許を持っている大人であっても、突然のケガや病気で運転ができなくなる時があるかもしれません。今実際に困っている人だけではない、地域みんなの課題として考えていくために、今回勉強会を開催しました。

講師は、富山県黒部市を拠点に、「地域の移動はみんなでつくる」コミュニティドライブプロジェクトを始めとして、様々な地域モビリティの取組をされていらっしゃる一般社団法人SMARTふくしラボの小柴 徳明さんをお招きしました。小柴さんには、介護予防・外出自主トレーニングプログラム「Goトレ」や住民・行政・企業がともに地域の福祉と移動問題を考え行動するコミュニティドライブプロジェクトなどの取組をご紹介いただきました。

【参考】「私たちの暮らしと移動のことを考える」勉強会 開催案内
https://www.facebook.com/photo/?fbid=729499903148114&set=a.157199243711519