協力隊barを開催しました

 

8/22(金)18時~21時マーチングビルにて、県内の地域おこし協力隊をサポートする「輝く鳥取地域づくりコーディネーター」(所属NPO法人bankup)ととっとりコミュニティ財団が共催で「協力隊bar」を開催しました。

 

 

今回は鳥取市河原町西郷地区の地域づくりに関わっておられる元地域おこし協力隊の山川良子さんをゲストに迎え、参加者とたこ焼きを囲みながら山川さんの活動や西郷地区の地域づくりの様子について伺いました。

西郷地区では人間国宝の前田昭博さんをはじめとした工芸作家さんが他の地域より多くお住まいで、この特色を生かした「いなば西郷工芸の郷」構想を打ち出した地域づくりを進めています。

山川さんは地域の方々や工芸作家さんの間をつなぎ、「いなば西郷工芸の郷」構想を進めるべく地域おこし協力隊として尽力されてきました。

静かにこの地で作品を作りたいという作家さんたちの思いと、それを地域活性に生かしたい住人の方々の中継ぎは中々大変なお仕事で、特に着任がちょうどコロナ禍と被り、山川さんや工芸作家が県外から移住されたということで地域の方々もナーバスになっていた時期でもあったようです。

そんな状況の中でも、山川さんは「西郷工芸祭り」の開催やギャラリー&カフェ「okudan」のオープンなど、できることを地域の方々と着々と進めてこられました。

工芸祭りの売り上げは作家さん達の生活もかかっている一大イベント、中止にするわけにはいかないとコロナ禍でも様々な工夫をされてきました。

また、カフェをされたいという移住希望者の方によって空き家の活用が進んでいたのですが、急遽話が立ち消えに。それでも地域に居場所を作ろうと地域の方々でDIYやクラウドファンディングも活用しながら、ギャラリー&カフェ「okudan」が完成しました。今は地域の方々のボランティアによって、コーヒーやお菓子が西郷地区の器で提供されています。

柔らかい山川さんの語りの中では、活き活きと闊達に生活しておられる西郷地区の方々の暖かさ、豊かな自然と人とのつながり、暮らしがあることを感じられました。

お話の後には参加者みんなでたこ焼きを食べながら、地域おこし協力隊や地域づくりの話で和気あいあいと盛り上がりました。

 

参考:協力隊bar 開催案内

とっとりコミュニティ財団 – \たこ焼き協力隊barやります!/… | Facebook